看護師が無理なく働くためには、休日日数がポイントになる。
平均的な休日日数は年間で110日から130日程度と言われており、130日程度となれば多い方であるため、ゆとりをもって働くことができる。
日本は慢性的な看護師不足の状態にあり、現場の看護師に多くの負担がかかっている。
若いころは多少の無理ができても、年を重ねると厳しくなってくるものだ。
眠っても翌朝に疲れが残るようになってきたら要注意である。

休日日数の多い職場のメリットは、ゆっくりと身体を休められることだ。
完全週休二日制の職場であれば、1日は思い切り遊んで、もう1日はゆっくりと身体を休めることができる。
仕事を楽しむためには心の余裕が必要で、例えばプライベートを充実させることもそのひとつだ。
仕事が趣味という人はいるが、仕事には必ず責任が付きまとうのだ。
仕事の虫になってしまうのは悪くはないが、自分の負担にもなることは知っておこう。

看護師が快適に働くためには、年間の休日日数は多いほどよいのだ。
年収が同じであれば、休日日数の多い職場のほうが日給は高くなる計算である。
身体に無理のかからない仕事選びといえば、勤務時間、残業や夜勤の有無などがポイントになると思われがちだが、休日日数も非常に大切なのだ。
休日日数の多い職場を探すには、転職エージェントを活用する方法が役立つ。
休日日数の多い職場を指定して検索する、エージェントを介して職場側と休日日数の交渉をしてもらう、などの使い方ができる。
詳しくは「看護師の休日日数」でも紹介されているので、休日日数の多い職場に転職したい人は一度目を通しておいても良いかもしれない。